お知らせ

頭⽪冷却療法を導入しました

『化学療法による脱毛を抑制』静岡県東部地域初の頭⽪冷却療法を導入しました。

 

現在のがん治療において、化学療法は手術、放射線療法と並び、がんの3大治療法の一つです。しかしながら、化学療法の種類によって脱⽑はほぼ必ず発⽣し、化学療法を受ける患者さんが最も強く苦痛を感じる副作⽤であると報告されています。

国内外のガイドラインに唯、脱に対する対策法として「頭冷却療法」が記載されており、

国内では2019年3⽉に⽇本で厚⽣労働省に薬事承認され、保険外診療として全国の約80施設で導⼊されています。

一般に、化学療法投与後2-3週間で髪がほぼ完全に抜け落ちます。頭⽪冷却療法は、キャップを⽤いて化学療法施⾏中の頭⽪を冷却し⾎流を低下させることで、⽑根に対する薬剤のダメージを減少し、脱⽑を抑制する方法です。

脱⽑を抑制することで、発⽑までの期間も短縮されます。これらのことから、頭⽪冷却療法に利⽤されるPaxmanCoolers社の医療機器は全世界の35か国以上で使⽤されており、3,500台以上設置され、延べ10万⼈以上の患者様に使⽤された実績がある医療機器です。

 

化学療法に伴う患者様の苦痛が少しでも軽減できることを願い、今回東部地域の病院として初めて導入しました。

頭⽪冷却装置が富士医療圏の皆様に役立つことを期待しています。

ご興味のある患者様は、担当医にお尋ねください。

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